彼氏にプレゼントをおねだりしたことってありますか? それは成功したでしょうか。もしかしたら、欲しいと思っていたものとは別のものをプレゼントされて、「ガッカリした……」という経験をした女性もいるのでは。そこで、彼氏に欲しいプレゼントを買ってもらうための心理的なテクニックを紹介しましょう。
■プレゼントは自分から提案すべき?
まず前提として、プレゼントは自分から提案すべきなのかという問題があります。誕生日など何かしらのイベントの際、彼氏にプレゼント選びを任せてしまうのはもちろん“あり”です。
ただし、彼氏にしてみるとたくさんのものから選ぶのは疲れてしまうため、選択肢を狭めたほうが好印象を与えられます。彼に何が欲しいか聞かれた場合はもちろんですが、そうでない場合でも「これか、これか、これか、これが欲しいな」と、いくつか選択肢を与えてあげるのも“あり”なのです。
■本当に欲しい物は最後に見せる
では、複数の選択肢を与えておきつつ、本当に欲しい物を買ってもらうためにはどうすればよいのでしょうか。
ポイントは提示する順番です。人は、最後に与えられた情報を重要視する傾向があります。これを心理学で“親近効果”といいます。ですから、欲しい物をいくつか挙げる際は、最後に欲しい物を話しましょう。
■比較対象があるとさらにGOOD
また、同じタイプの物で少し高い物も同時に提示しておくと、より自分の欲しい物を買ってもらえる可能性が高くなります。これを“コントラスト効果”といいます。人は比較対象があって、初めて物の価値が分かるのです。
例えば、1万円のバッグが本命なら、「1万円のネックレス」「1万2000円のバッグ」「1万円のバッグ」という順番で相手に伝えてみるのです。こう言われると、何となく1万円のバッグがお得な感じがしますよね。
せっかくプレゼントをおねだりするのなら、自分の欲しい物をゲットしたいですよね。今回紹介した心理テクニックを使って、上手に彼を誘導してみてくださいね。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。