家事に追われる日々。とくに“名もなき家事”にうんざりしていませんか?
名もなき家事とは、文字通り名前がついていない家事のこと。例えば、トイレットペーパーがなくなったら補充する、シャンプーがなくなったら詰め替えるなどの交換系が該当します。さらに、冷蔵庫の中の在庫管理やお風呂・洗濯機の月イチ洗浄、家族が出しっぱなしにしたものの片付け、洗濯物をたたむなどもあります。
この名もなき家事、実は意外と毎日の生活を圧迫してしまうのです。そこで、これらの負担を軽くするコツを3つ紹介していきましょう。
トイレットペーパーなどの交換系は、モノを常備して家族の誰でもが交換できるようにしておくことがポイントです。トイレットペーパーを便座近くに置いておくと、なくなったときに誰でもその場ですぐに補充できますよね。ちょっとした掃除も、廊下などにスタンドクリーナーなどをセットしておくだけで、気付いた人がサッとできるようになります。このように、やりやすい、もしくはやらざるを得ない仕組みにしておくことが大事です。
また、思い切って“やめる”のもいいでしょう。例えば、洗濯物をたたむのはやめてしまうのです。家族の分はそれぞれが取り込んだ洗濯物から持っていってもらい、各自でたたんでもらうという具合です。
家族のルーティンにしてしまうのもいいですね。例えば、「トイレットペーパーを交換した人がえらい」ということにしたり、交換した人に対して褒美を出すというルールにしたりすれば、みんな率先してやることでしょう。
これらを参考に、それぞれの家庭で独自の工夫をしながら“名もなき家事”に取り組んでみてくださいね。