歌手の中森明菜が12月27日、自身のツイッターを更新。ファンクラブの開設を報告し、ネット上には喜びの声があふれている。
この日、中森は、「いつも応援してくださるファンのみなさまへ。お待たせしてしまいましたが新しいファンクラブをオープンいたしました。よろしければお越しください。今日1日みなさまが元気で楽しく過ごせますように…!あきな」とツイート。
中森はデビュー40周年となる22年8月30日にツイッターアカウントを作り、再始動に備えて個人事務所を設立したことを報告していたが、その後大きな動きを見せていなかった。そして、12月24日には公式サイトをリニューアルしたこと、ファンクラブの案内を近々行うことを報告していた。
中森のファンクラブ開設についてネット上では、《明菜ちゃん活動再開嬉しい!》《電車の中なのに号泣してまう》《母親が嬉しそうに小躍りしてた》《明菜ちゃん頑張れ♪ 歌でもトークでもいいから待っているわ》など喜びや今後の活動に期待を寄せる声が続出した。
「中森は個人事務所を立ち上げた後、一部マスコミから前事務所とのトラブルを報じられています。それによると新事務所と前事務所の間で引き継ぎが頓挫しており、特に前事務所が行っていたファンクラブの運営権をはじめとした権利関係の譲渡が拒否されているというもの。結局、12月に入ってから前事務所のファンクラブ『FAITHWAY』は年内で閉鎖されることが会報を通じて発表されました。会報には『大切な皆さまの情報を新機関へと引き継ぐことを検討してまいりましたが、現状では信頼できる機関への譲渡が困難であるという判断からこのような結論に至りました』と記載されていたため、引き継ぎ交渉はうまくいかなかったようです」(芸能記者)
新しいファンクラブには、これまでのファンクラブの情報が移行されることなく、ゼロから立ち上げることに。このトラブルが影響したのか、期待されていた大みそかの「NHK紅白歌合戦」の出場者に、中森の名前はなかった。
紅白には間に合わなかったが、新ファンクラブを皮切りに来年以降、中森の活動が本格化し、いずれ歌声を聞けることもできればファンも感無量だろう。
(柏原廉)