子育てに忙しいママにとって、時に子どもが憎たらしく見えてしまうこともあるだろう。どんなときでも「可愛い」なんて言っていられないのが、母親の現実というものだ。
しかし、子どもというのは見方を変えると、非常に魅力的なものである。そんなことをつぶやいたツイッターが話題を呼び、本まで出版した男性保育士が「てぃ先生」だ。
てぃ先生はツイッターで、毎日のように保育園での子どもとのエピソードを語り続けているが、その中には非常に多くの“子育てのヒント”が隠されていて、気付かされることがある。また、そんな子どもの魅力を発見するてぃ先生にも魅力があり、そんな人柄もまた、フォロワーを惹きつける理由なのかもしれない。
たとえばてぃ先生は、子どもの何気ない発言を逐一、一字一句、聞き漏らさない。てぃ先生は子供が発する言葉に対して、隅々まで感性を行き渡らせ、理解し、改めて「子どもってすごい」と本気で感動してみせるのだ。
母親は毎日、当たり前のように子どもと接しているが、忙しさのあまりなかなかその本音を聞き出せないことが多い。
しかし、子どもを肯定し、時に尊敬するてぃ先生の眼差しは違う。そのまっすぐ向き合った姿勢には、母親として学ぶべきものが多く、また、男性だからこその“女性にはなかなか持ちえない視点”であることにも気付かされる。
現在、34万ものフォロワーを持つてぃ先生。その言葉に癒やされる人は、まだまだ増えそうだ。