嵐の松本潤が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」が1月8日にスタートした。
初回の平均世帯視聴率は15.4%ながら、ツイッターの世界トレンド1位に輝くなど、早くも大きな反響を呼んでいる。中でも注目は、徳川家の武将・石川数正を演じる松重豊だ。
今回の大河ドラマは、稀代のストーリーテラー古沢良太によるオリジナル脚本。国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代が、三河武士の熱意に動かされ、弱小国の主として、織田信長や武田信玄など強者がひしめく乱世に飛び込む波乱万丈のエンターテイメント。第1話では、松本演じる“ナイーブで頼りないプリンス”元康(後の家康)の師である今川義元(野村萬斎)が桶狭間の戦いで討ち死に。元康は織田信長(岡田准一)の進撃に震え上がる。
そんな中、元康に付き従う石川数正の迫力が圧巻だ。
「石川数正を演じる松重は、2021年下半期のNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』に大部屋俳優・伴虚無蔵役で出演。時代劇口調の名調子が話題になりました。松重演じる数正は、ニコリとも笑わないしかめ面が伴虚無蔵とそっくりであることから、ネットでは『伴虚無蔵大河出演』『虚無蔵が大河出演を果たしたかと思うと感無量』などカムカムファンからのコメントが寄せられています」(芸能ライター)
本編後に流れる「どうする家康ツアーズ」でもナレーションを担当。今回の大河ドラマ、たっぷり松重を堪能できそうだ。
(窪田史朗)