9月6日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で司会の坂上忍がブチ切れるひと幕があった。
番組では8月23日に俳優の高畑裕太容疑者が婦女暴行で逮捕されて以降、連日のように事件や、母親で女優の高畑淳子が行った謝罪会見を取り上げて放送してきた。
「前日の5日に、お笑いコンビのブラックマヨネーズ吉田敬が、同番組の中で『しつこい。もっと流さなアカン情報ってあると思う』と発言。先週出演した元横浜市長の中田宏も番組冒頭で、『(この件について)話したくない』と言っていたため、この日も出演していた中田元市長に『冒頭でそれを言われたら、そこで終わってしまう。みんながみんな、しゃべりたいネタなわけじゃない』と坂上が蒸し返したのです。ところが、出演者の高橋真麻が『(事件が)進捗していない。何もないのに新しい意見を言う必要があるのか』と発言してしまい、坂上がブチ切れたんです」(テレビ誌ライター)
坂上は「ぶっちゃけ言うけど、さっきの真麻ちゃんにイラッときてる。『もう話すことない』って」と語気を荒げ、「それ番組中に言う? レギュラーが言うか?」と食ってかかり、スタジオ内は騒然となった。そこで間に入ったのがお笑い芸人の小藪千豊だ。
「『女の子を責めんときいな』と、やんわり坂上を諫めたのです。このひと言で事態は収束しましたが、坂上の器の小ささに対して小藪の機転の利かせ方は素晴らしかったですよ」(前出・テレビ誌ライター)
こういった対応力も、小藪が起用される理由の1つなのかもしれない。