元衆院議員・杉村太蔵が、バラエティ番組に出演する女優の「ムカつく」ことを熱弁した。
1月28日放送の「今田耕司のネタバレMTG」(読売テレビ)では、“職場で腹の立つ行為”がトークテーマに。杉村は、新作ドラマや映画の宣伝のためにバラエティ番組に出演する女優の「あのやる気のない、若手女優のムカつくことムカつくこと」と述べ、そのイライラを爆発させた。
杉村によれば、自身の出演作を宣伝するためにわざわざバラエティ番組にゲスト出演したにも関わらず、ストーリーや見どころを説明する際は「見事なカンペ読み」の女優がいるという。そうした態度について「よくバラエティ班は我慢してるなと。バラエティ班のスタッフが悪いと思う。バラエティ班は腹の中ではドラマ班をバカにしてるから」と、役者陣を過剰に持ち上げることが原因だと持論を展開し、「同じ制作なのに。あの感じが極めて腹立たしい」と糾弾した。
しかし、番組MCのお笑い芸人・今田耕司は「誤解生むようなことやめて!」と慌てて否定。バラエティの盛り上げに非協力的だったというかつての役者陣と比較すると、昨今の俳優や女優にはトークのサービス精神があると解説。
今田は続けて「野球選手も昔はめっちゃ怖かった。バラエティで誰もしゃべってくれへん。サービス精神のカケラもなかった」としつつ「今の野球選手、スポーツ選手って、テレビを通して子供たちに観てもらう、競技に興味持ってもらいたい意識の高さが全然違う」と主張し、アスリート界隈でも意識が変わりつつあるという。
「役者でもバラエティタレントでもなく、元政治家の文化人枠として出演する杉村が感じた収録現場での違和感には、ネット上で『確かに俳優とか女優ってそんなに偉いのかって感じることは時々ある』『そもそもバラエティを盛り上げる芸人と、映画ドラマに出る俳優とでは役割と能力が全然違うからね』『今の俳優さんは空気も読めるし、ある程度の面白いことも言えるし、凄いと思うけど』など、様々な反応がありました。ただ、杉村の出演する番組は基本的に報道系の番組が多く、本格的なバラエティやトーク番組と違って、あまり俳優陣が積極性を発揮できる場面は少ないのかもしれません」(テレビ誌ライター)
当の若手女優からしても、「わざわざこんな番組出たくない」というのが本音なのかもしれない?
(木村慎吾)