4月スタートのドラマ「だが、情熱はある」(日本テレビ系)で、アイドルグループ・King&Prince・高橋海人とSixTONES・森本慎太郎がW主演を務めることが発表された。
同ドラマは、オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の半生を描く実話に基づいた感動の人間ドラマ。若林役は高橋が、山里役は森本が演じるという。
2人は出演発表にあたり、意気込みを見せているが、ネット上では《あまりにキャラクターとかけ離れた人をキャスティングするのはどうだろう》《キャスティングに違和感がある》《ジャニーズを起用することで安定した視聴率を確保したいのだろうが、「最高の作品」を作るためのキャスティングには思えない》など、反発の声が多く上がっている。
「現役のお笑い芸人を題材にしたドラマといえば、最近では21年の『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』(NHK)があります。この時は阿佐ヶ谷姉妹の姉の江里子を木村多江、妹の美保を安藤玉恵が演じていましたが、配役の発表直後から『上位互換が過ぎる』などと女優たちが本物よりも美形であることを指摘する声が続出。しかし、放送後は2人の絶妙な役作りにより『本物に激似』と絶賛されていました。また、森本は22年に『ZIP!』(日本テレビ系)内で放送されていたお笑いコンビ・錦鯉の長谷川雅紀と渡辺隆の半生を描いたドラマ『泳げ!ニシキゴイ』で長谷川役を好演した実績があります。結局は役作りと演技力しだいと言えそうです」(芸能記者)
高橋、森本はどれだけ芸人になりきれるだろうか。
(柏原廉)