ほのかな甘さを楽しめる「ひよこ豆」を食卓に取り入れていますか? ひよこ豆は、小さくて丸いかわいらしいフォルムをしていますが、実は女性にうれしい栄養素がたっぷり含まれているんです。そんな“実力派”ひよこ豆の、魅力やオススメの取り入れ方を紹介していきましょう。
■ひよこ豆に含まれる栄養素
ひよこ豆には、腸内環境を整えるのに役立つ食物繊維、肌や筋肉のもととなるたんぱく質、むくみの予防・改善に役立つカリウム、若返りビタミンと呼ばれる抗酸化作用の高いビタミンE、代謝を高めるサポートをしてくれるビタミンB群、貧血予防に欠かせない鉄分などが含まれています。
また、大豆に比べて脂質が少ないため、健康維持や美肌づくりだけでなく、ダイエットにも活用しやすい食材です。ひよこ豆に含まれるたんぱく質は植物性なので、肉や魚、卵、乳製品に含まれる動物性のたんぱく質とのバランスをみながら取り入れましょう。
■ひよこ豆の美味しい取り入れ方
「ひよこ豆ってあまり食べない……」という方は、どうやって日々の食事に取り入れようか迷ってしまいますよね。簡単な方法としては、茹でて食べられる状態になっているものを購入し、サラダやカレー、スープなどのおかずに“追加”すること。食べる直前に加えるだけで、手軽に取り入れることができます。
また、炊き込みご飯や煮物の具材として、他の食材と一緒に調理するのもオススメ。茹でると流れ出てしまう栄養素もありますから、スープのように水分ごと取り入れられるメニューにすると、栄養素を逃さず取り入れやすくなりますよ。
ふっくら触感と主張し過ぎない味の「ひよこ豆」は、さまざまな料理と相性よく組み合わせることができるのも魅力の一つ。栄養バランスを整えるお助け食材として、日々の食事に取り入れてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)