一般人による飲食店などでの“迷惑行為”が大問題になっているが、かつての飲食店での振る舞いが物議を醸した俳優・高嶋政宏の“迷惑行為”について2月7日、ニュースサイト「週刊女性PRIME」が報じた。
記事によると高嶋は19年12月放送の「超ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)に出演した際、寿司について独特の食べ方を告白。それは、寿司は「置いた瞬間に食べないと、重力で潰れちゃう」ため、それを回避するために寿司職人から直接口に入れてもらう、通称「あーんプレイ」というもの。この発言に共演者らはドン引き、ネット上も当時、非難の書き込みが続出したという。
さらに17年10月放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)でも高嶋は、店の味に物足りなさを感じたら持参の調味料で味を変えることを告白。ただ非常識という自覚はあったようで、店員の目を盗んで“味変”していたというが、その行為に「スリルを感じ、興奮する」と明かしていた。さらには持ち込みしたマスカットもバレないように食べていたといい、これらもネット上では批判が寄せられていたという。
ほかにも19年12月発売の写真週刊誌「FLASH」では、連れの女性と居酒屋で飲食していた高嶋の姿がキャッチされたが、この時、連れの女性がトイレへ行くのについていき同じ個室に入っていったという。1分ほどで高嶋が先に出たというが、店側には迷惑な行為だったのではと推察。飲食店などでは周囲が迷惑を被るような振る舞いは謹んでほしいものだと結んでいる。
ネット上でも、《すし職人かわいそう》といった声はあったが、《スシローペロペロの後にこれは別に大したことないな》《ペロペロテロ対策の話かと思ったらただの趣味嗜好だった》《持参の調味料で味を変えるのは、ドラマ「99.9」の松潤を思い出した》など意外にも寛容な声が続出している。
「昨今話題となっている“迷惑行為”は醤油ボトルの口を舐めたり、舌で舐めた指で回転している寿司を触ったりといったもの。これらは器物損壊罪や偽計業務妨害罪に問われる可能性がありますが、高嶋の『あーんプレイ』は店側が承諾しないとできない食べ方ですし、調味料や食品の持ち込みは非常識といえば非常識ですが、店やほかの客に具体的にどんな損害を与えたのか証明が難しい。トイレに至っては酔客が多い居酒屋での出来事ですし、1分しかいなかったようですから、普段からマニアックな行為を公言している高嶋のイメージと相まって『はるかにマシ』と思われたようです」(週刊誌記者)
どうやらギリギリセーフの行為だったようだ。
(柏原廉)