TOKIOの人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)から、TOKIOが消えてしまう日が来るかもしれない。
2月12日放送の同番組で、TOKIOが不在のままスタートしたことで、ファンをざわつかせている。
この日の放送は「DASH巨大食堂」。大きな生物を捕獲し、調理しようという企画。最大2メートル、100キロを超えるものもいるという巨大魚の「アブラボウズ」を捕まえようと、メンバーは朝の4時に南伊豆に集合した。ところが、集まったのはSixTONESの森本慎太郎とAぇ!group(関西ジャニーズJr.)の草間リチャード敬太だけ。リーダーの城島茂はVTRで2人にメッセージを送り、釣れたら合流するという。
するとSNSには「いよいよTOKIO不在か」「とうとうTOKIOがいなくなった」と驚きの声が次々と上がった。
「TOKIO抜きでロケが行われたことは何度かありました。途中から参加したり、先に抜けたりするのは珍しくありません。ですので、驚きの声を上げる人もいますが、“TOKIO不在”に慣れつつある視聴者もいます」(テレビ誌ライター)
慣れていないのは森本と草間だけかもしれない。ロケが始まると、2人は「どんな感じで進めてたっけ?」「ここ(TOKIOに)任せていたよな」と進行にも困るありさま。
ところが、である。
スタッフが船酔いで次々とダウンする中、2人はあきらめずに釣りを続けると、リチャードが全長154センチ、推定体重60キロ以上の大物を釣り上げた。過去3回、ダッシュのメンバーが釣れなかったが、ついに結果を残したのだ。
これには城島も驚き、「(これまで)釣れない原因は僕」と脱帽するしかなかった。城島は調理時にかろうじて自身の存在価値をアピールするにとどまった。
「『ザ!鉄腕!DASH!!』は、TOKIOのメンバーがこれまでに培ってきた知識と技術を駆使し、識者の助けを借りて大きなことを成し遂げるのが基本でした。ところが、若いメンバーだけでも十分やれることがわかってしまった。TOKIOよりも、頑張ってトライする若者が見たいという声も少なくありません。国分太一がKing & Princeの岸優太にアドバイスを送る様子は、『上から目線で不愉快』という意見もあります。TOKIOはアドバイザー的立場になってもいいのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
TOKIOの番組とはいえ冠はつかない「ザ!鉄腕!DASH!!」。彼らがいなくなっても問題なし?