1987年から放送されてきたフジテレビ夏の大型特番「FNS27時間テレビ」が4年ぶりに復活することが2月19日の「千鳥の鬼レンチャン」で発表された。
同番組は19年の放送以降、コロナ禍などの状況を受けて放送を休止。4年ぶりの復活となる今年はお笑いコンビの千鳥、かまいたち、ダイアンの3組がMCを務めるという。放送内容は「千鳥の鬼レンチャン」をベースとして人気の「サビだけカラオケ」や「スポーツレンチャン」などさまざまな企画を行う予定。同局の人気バラエティ番組とのスペシャルコラボもあるという。
しかし、ネットでは「正直、このメンツで見たいとは思いません」「サプライズ感や特別感がなく、観る意義が感じられません」「3時間特番すら、録画でもリアルでも見るのもつらいのに」など、期待薄の声が続出している。
「『27時間テレビ』は16年の放送で番組全体平均視聴率が関東地区で7.7%と歴代最低視聴率を更新。その影響か17年、18年は放送時期が9月になり、19年は11月に。生放送もやめて事前収録での放送に切り替わりましたが18年、19年と2年連続で最低視聴率を更新し続けています。今回は本来の形と言える夏に生放送となるようですが、当時よりテレビ離れが加速している状況ですから、悲惨な数字になることもありえそうです」(芸能記者)
原点回帰が逆に新鮮に映り、視聴率回復につながればいいのだが。
(柏原廉)