早稲田大学合格を目指していたタレント・小倉優子が、同大学の教育学部には不合格だったものの、白百合女子大学には合格していたことがわかった。3月6日、「月曜の蛙、大海を知る。」(TBS系)にて、その密着映像が放送された。
昨年2月、「月曜の蛙」の前身番組にあたる同局の「100%!アピールちゃん」の企画で、早稲田大学教育学部を第一志望として受験勉強に励むことを誓った小倉。10代の頃に芸能界入りしたため、まともに勉強をする時間がなかったことを後悔しているといい、企画がスタートするやいなや、計411日間、2100時間という猛勉強を続け、様々な参考書を読み漁る本気モードで挑んでいた。
そして、「合格発表SP」となったこの日、小倉は受験した早稲田大学のほか、津田塾大、学習院女子大、白百合女子大、成蹊大、学習院女子大の合否をカメラの前で報告。偏差値70超えの難関である早稲田には不合格だったが、学習院女子大は「補欠(合格者から欠員が出た場合には繰り上げ合格)」となり、白百合女子大からは見事「合格」を知らせる封筒が届いた。
仕事に家事、育児に追われながらの合格を手にした小倉は、子供たちの前で歓喜のリアクション。しかし、唯一合格していた白百合女子大の封筒を開ける瞬間は番組では見られなかった。というのも、はやる心を抑えられなかったのか、密着スタッフが小倉のもとに駆けつける前に開封してしまっていたのだ。優等生キャラの小倉には珍しく、企画が最も盛り上がるはずだった“合格の瞬間”を幻としてしまう展開にスタジオの麒麟・川島明や指原莉乃も爆笑していた。
「番組では、ほかにも普段は見られない“素の小倉”が出てしまっている場面がありました。印象的だったのはカメラの前で何度も涙を流すシーン。思うように成績が上がらず、共通テストの点数があまりにも酷いと、泣きながら落ち込んだ際には『私もうイヤなんですよね。もういい歳なのに、おばさんがメンヘラな感じヤダ。泣いてばっかりでもう無理』と吐露。講師陣からも『小倉さん大丈夫? なんか投げやりになってるように見えるけど』と時には厳しく指摘されることもありましたが、視聴者には本気で受験に挑む小倉の姿勢に『感動した』とする声も相次いでいます」(テレビ誌ライター)
受験中は服を選ぶことすら「面倒臭い」とし、同じワンピースを4色でローテーションしていたとも告白。自身のインスタグラムでのファッション投稿も激減しており、生活スタイルを変えてまで合格を目指した小倉の努力家な姿は、多くの人に勇気を与えたようだ。
(木村慎吾)