実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が今後地上波の番組から姿を消していく可能性を3月9日、ニュースサイト「日刊ゲンダイDIGITAL」が報じている。
「記事によると20年に『グッとラック!』(TBS系)のコメンテーターとなってからテレビ出演が増え、『論破』で人気者になったひろゆき氏ですが、春以降、彼を起用する地上波の番組はほぼなくなるのではないかとのことです。これまでは“フランスからのZoom出演”がコロナ禍の状況とマッチし、ギャラも安く、企画会議で名前が上がりがちでしたが、3月13日のマスク着用緩和以降は、アフターコロナのムードに反してまでオンライン起用する番組は少ないともみられているとも。また、海外からは、ひろゆき氏が運営していて、陰謀論集団『Qアノン』の発生源説もあるアメリカの匿名掲示板『4chan』への責任を問う声も出ているのだとか。昨年5月にアメリカで起きた銃乱射事件の犯人も『4chanに影響を受けた』と供述して批判が高まっていることもあり、起用をためらう声が出ているそうなんです」(テレビ誌ライター)
ただ、もともとひろゆき氏のファンが多いネット上では、同記事について、「テレビなんて出なくても問題ないでしょ。YouTubeあるし」「テレビタレントじゃなくネットの世界の人だから痛くも痒くもなさそう」「本人は屁とも思ってなさそうw」などひろゆき氏にとってはノーダメージと考える声が圧倒的だ。
「テレビ局の制作費だけで言えば、コロナ禍以前から減少しています。コスト的に考えれば、出演者をわざわざスタジオに呼ばずに遠隔で出演させることができるというシステムは捨てがたいはず。実際にコロナ感染対策とは関係なく遠隔出演させるケースも増えてきています。ひろゆき氏はコメントが話題になることも多々あるため、アフターコロナ仕様というだけで切るには惜しいという作り手も多いのでは。もっとも、ひろゆき氏が飽きて出なくなるということはありそうですが」(芸能記者)
はたして、今後、ひろゆき氏を地上波で見る機会は減るのだろうか。
(柏原廉)