「一度の食事では食べ過ぎていないはずなのになぜか太ってしまう……」ときの一因は、お腹が空いていないのに無意識にちょこちょこ食べ続けてしまう“ダラダラ食べ”です。次のような方法でこれを防ぎ、無意識の食べ過ぎを回避しましょう。
■“ながら食べ”をしない
スマホを見ながら、テレビを見ながら、仕事をしながらなどの“ながら食べ”は食事に意識を集中できないため、満足感を得にくい食べ方です。「食べてもなかなか満足しないからまたすぐに食べ物に手を伸ばしてしまう……」という負の連鎖を断ち切るために、食事中は食事だけに集中する習慣をつくりましょう。小腹が空いたときに食べる小さなお菓子でも、ゆっくり噛んで食感を楽しみ味わうようにすることで満足感がグッと高まりますよ。
■食べ終わったら片付ける
いつでも目に入る場所に食べ物があれば、必要ではないときにも手が伸びてしまいます。食べる際には量を決め、食べる分だけお皿に出すようにしましょう。食べ終わったらゴミや食器などすべてを片付け、食事の“終わり”を明確にしてください。食べるときにはしっかり楽しみ、終わったら意識から外れるように工夫すると、食べる・食べないのメリハリをつけやすくなります。
■飲み物にもこだわる
食事だけでは物足りない場合でも、スープやドリンクを楽しめば満足感が高まりやすくなります。何を食べようか決める際には、飲み物もこだわって選びましょう。できるだけ甘い飲み物を避け、ストレートティーや無糖のコーヒー、ラテなどを選ぶようにすると、カロリーオーバーを防ぎやすくなります。
太りにくい体質づくりには、バランスの取れた栄養摂取と食べ過ぎ防止が不可欠です。とはいえ、栄養不足では代謝を高めることができませんので、食べるときはしっかり食べるということも忘れずに。
(Nao Kiyota)