新生活に備えて──「地震保険」のこと詳しく知っていますか?

 新生活のシーズンですね。新たな住まいを探し、心機一転という人も多いのでは? そんなとき、契約の機会があるのが火災保険。加えて地震保険もセットで契約することが多いですが、意外と知らないことも多いものです。ぜひこの機会に学んでおきましょう。

■地震保険とは?

 地震保険とは、通常の火災保険では補償されない地震・噴火・津波を原因とする損害を補償する保険のこと。任意の保険ですが、火災保険とセットで加入する必要があります。国と保険会社が共同で運営しており、どの保険会社でも補償内容や保険料はほぼ同じです。

■地震保険が誕生したのはいつ?

 1923年の関東大震災から今年で100年という節目を迎えるにあたり、日本における地震と地震保険の歴史を振り返る歴史年表とレポートをソニー損害保険が公開しています。

 そのレポートによると、地震保険制度が日本に創設されたのは1966年のことですが、制度自体は100年以上前の明治時代初期から検討されていたそうです。その後、関東大震災を受け、地震による家屋の被害に保険金が支払われないことが社会問題化。本格的な議論がなされたようですが、制度化されるまでは時間を要したようです。

■地震や地震保険にまつわるトピックス

 地震や地震保険にまつわることとして押さえておきたいのが、今後の大地震のことですよね。政府の地震調査委員会が2021年3月に発表した内容によると、今後30年間に震度6弱以上の大地震が起きる確率は、水戸市、徳島市、高知市で75~81%台、東京は47%とか。なかなかの確率ではありますが、地域によってバラつきがあるので、住む都市も検討の余地がありそうです。

 また、地震保険に加入するときは、火災保険ごとに用意されている地震上乗せ特約を付けるとより安心なんだそうですよ。例えば、ソニー損保の新ネット火災保険では「地震上乗せ特約(全半損時のみ)」をセットにすることで、最大100%(火災保険に対して)の補償額にすることが可能です。地震により補償の対象となる建物が全半損となった場合に、地震保険の保険金と同額を上乗せして支払われるそうです。条件として、地震保険の保険金額を火災保険金額の50%に設定した場合のみ付けられ、全損時には最大で同様の家を新築できる額が補償されるとか。

 その他の保険会社では、損保ジャパンの「地震危険等上乗せ特約」や東京海上日動の「地震危険等上乗せ補償特約」といった同等の特約があります。

 新生活で火災保険を契約する際には、それぞれの内容をしっかり確認したうえで、地震保険のことも気に留めてみてくださいね。

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