4月3日、朝の情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)に、歌手のAdoが生出演した。Adoはこの春から番組のテーマソングを担当する。
「『めざましテレビ』はこの日、人気ミュージシャン・Vaundyが番組のために書き下ろした新テーマソング『いばら』を初オンエアしました。この曲はAdoがヴォーカルを務めており、今回、イラストのモニター越しに音声で生出演。そして、自身の歌う曲がテーマソングになったことについて『(めざましテレビは)学生の時に見て、生活の中で一緒に過ごしていた番組だったので、すごく嬉しいです』と喜びの気持ちを語りました」(テレビ誌記者)
そんなAdoといえば、力強い歌声が特徴の歌手で、今回のテーマソングも彼女の個性が前面に出た内容となっている。オンエア後、ネットでは「カッコいい」「毎朝聴けるなんて最高」とファンから喜びの声があがる一方、一部辛辣な意見も飛び交ったという。
「『めざましテレビ』は近年、YOASOBIやなにわ男子など、穏やかな曲調の楽曲をテーマソングに使用してきました。そんな中、今回の楽曲『いばら』は、Adoの歌声にピッタリなロックサウンドではあるものの、朝の番組にしては激しめの曲調と歌い方だったことで『朝からAdoの歌声は耳に重過ぎて無理だ』『朝の歌に巻き舌はちょっと…』『「ZIP!」派になるかも』などと、ネットで厳しい声が相次ぐことに。さらに、『めざまし』の公式ツイッターにまで苦情が寄せられる事態となっています。
Adoといえば昨年、人気アニメ『プリキュア』のOPソングを歌う動画をアップした際、一部で『Adoに歌ってほしくなかった』などと一方的な批判があがり、彼女が謝罪に追い込まれるという出来事もありました。そのため今回の炎上に関しても、ファンから『Adoちゃん大丈夫かな』『彼女は仕事を引き受けただけなのに』と、メンタルを心配する声があがっています」(前出・テレビ誌記者)
若者から絶大な支持を受けるAdoとVaundyのコラボだったが、朝の視聴者の間では賛否が別れたようだ。