4月6日、日本マクドナルドは、4月11日からオンエアされる同社の「ベーコンポテトパイ」の新テレビCM「いまさら青春」篇に、KinKi Kidsの2人が出演することを発表した。
このCMは「いまさらサクッとデビューしよう」がテーマ。青春時代を歌と踊りに捧げてきたKinKi Kidsの2人が、青春を謳歌する高校生を羨ましそうに眺め「やっとく? 青春」とマクドナルドに駆け込み、ベーコンポテトパイとともに青春を味わうという構成になっている。
「事務所の大先輩・木村拓哉もマクドナルドのCMに出演。ハンバーガーの“キムタク持ち”が流行ったことから、光一は『木村兄さんがハンバーガーを持つ時、カッコいい持ち方しますよね。(僕らも)ベーコンポテトパイをね、“カッコいい持ち方デビュー”しようかなと思ったんですよ。撮影の時、ちょっと考えたんですよ。どうやって持ったらいいかなって。でも普通に持ちました』とコメントしています」(女性誌記者)
実はKinKi Kidsは、木村がSMAP時代から深いつながりがある。
「KinKi Kidsはデビュー前に、SMAPのバックダンサーを務めていました。昨年配信された『NEWSポストセブン』では『(SMAPの)メンバーも彼らを弟のようにかわいがり、お年玉をあげたり、ダンスシューズのおさがりを渡したりしていました。剛は左足に中居(正広)、右足に木村のシューズを履いて踊っていたそうです』という芸能関係者の証言が紹介されており、この人物は剛が木村だけをインスタグラムでフォローしていることも明かしていました」(前出・女性誌記者)
2020年に放送されたラジオ番組「KinKi Kids どんなもんヤ!」(文化放送)では、こんな経緯が明かされた。
「リスナーから『木村拓哉さんのファンクラブ動画をご存知ですか? (その動画で)木村さんは、剛くんと嵐・二宮和也くんだけが自分のことを“お兄ちゃん”と呼ぶ、というので、なぜなのかを聞きたい』とのお便りが届きました。これについて剛は『右も左もわからない僕らに、あーだよこうだよって教えてくれたりとか。たぶん僕の気持ちの中で“お兄ちゃん”なんですよね』とコメントしています」(芸能ライター)
確かに、ジャニーズでは通常先輩を“くん”付けで呼ぶことが多く、SMAP時代の木村を“木村くん”と呼ぶ後輩もいた。そんな中KinKi Kidsは“お兄ちゃん”“お兄さん”と敬意を込めて呼んでいた。
彼らの間には、ほかのどのジャニーズよりも深い絆があるのかもしれない。
(窪田史朗)