タレント・紗綾が4月5日に自身のインスタグラムストーリーズを更新し、選挙カーに対する率直な想いを綴っている。
昨年5月に結婚し、同9月に第一子を出産したばかりの紗綾。インスタでは、育児の葛藤や生後100日のお祝い、ひな祭りを楽しむ様子などを発信し、順調なママタレ街道を突き進んでいるが、この日の投稿は世のお母さんたちの思いを代弁する“クレーム”となった。
現在行われている17政令市議選の選挙活動がまだ0歳の長女の睡眠を妨害しているようで、「赤ちゃんの寝かしつけ中に、大音量で名前を連呼している選挙カーが家の横を走ると、はぁ…と思うのは私だけでしょうか」「やっと寝てくれたと思ったら、選挙カーで起きる」などと嘆いた。
紗綾は「もちろん選挙へは行くよ でも今の時代選挙カーってどの程度効果あるん?」「世のお母さんたち、どうしてる?」と、マイクを使って名前を何度も街中で連呼するやり方は時代錯誤だと感じているようだ。
選挙カーの騒音トラブルについては、紗綾と同じくグラドルからママタレへと転向した吉木りさも、2019年7月にツイッターで言及。実際に選挙カーの騒音で保育園の園児が寝られずに泣いてしまうという問題点を報じたネットニュースを引用し、「ご近所迷惑も気にせず選挙カーで必死に声をかけている人を見ると、投票する気がうせるというか、逆効果でしかない気がしてなりませんよね…」と、むしろ投票から遠ざかる行為であると主張した。
「他に放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏も19年に『選挙カーを止める政党に一票入れます』とチクリ。俳優・浅野忠信に至っては『普段一度も見かけない人が選挙の時だけギャーギャーやられても うるさい人だなとしか思わない』と一蹴したことがあります。今回、紗綾のもとにも多くの女性フォロワーから『共感です!うんざりします』『その方には絶っっ対に投票しません』など、多くの賛同がズラリ。紗綾はストーリーズで『私に届いたみんなの声』として48件もの書き込みを並べ、『私みたいに困ってる人沢山いて驚いた。仕組み変えた方が良くない!?』と問題提起しています」(テレビ誌ライター)
将来的に紗綾が世のママたちを代表し、“選挙カー使いません党”を立ち上げれば、熱烈な支持者を集められるかも。
(木村慎吾)