ジャニーズのアイドルグループ「A.B.C-Z」を巡って、ファンが悲喜こもごもを感じているという。
調味料専門メーカーの大東食研では4月10日、公式ツイッターに「業務連絡」と題して、A.B.C-Zファン向けのメッセージを投下した。
そのツイートは「アイドルグループ『A.B.C-Z』のファンネームを『えび担』と言うそうですが…」との書き出しで始まり、「この度、えび担担ソースがいつのまにやらえび担のみなさんに発見いただき、注目を得ていた模様です」と、ファンに対して感謝を告げる内容となっている。
メーカーからの発信に、当のえび担からは<見つけたらえび担担ソース絶対に買います><早速明日探しに行ってきますね>といった喜びの反応が続出。なかには<早速楽天で注文しました>と、早くも行動に移した者もいるようだ。
「このツイートを受けて、ツイッターでは一時『えび担担ソース』がトレンドに入るほどの話題に。もちろんA.B.C-Zファンが一斉にリツイートしたり、自らツイートしたことが理由でしょう。しかし当のえび担としては、この現象を喜んでばかりはいられないのです」(芸能ライター)
そもそもなぜ、このタイミングでメーカー側が「えび担」というキーワードに気づいたのか。そこにはれっきとした理由があるという。
それはA.B.C-Zの冠番組「ABChanZOO」(テレビ東京系)が、4月1日深夜に最終回を迎えたから。2013年7月の番組スタート以来、9年半にわたって放送されてきたが、ついに番組が終了。その悲しみをえび担たちが一斉にツイートしたことにより、えび担担ソースの担当者も気づくことなったようだ。
「A.B.C-Zは2012年にメジャーデビューするも、未だにドーム公演を開催していないことでも知られています。CDデビュー済みのジャニーズグループはほとんどがドーム公演の経験を持っており、A.B.C-Z以外でドーム未経験はなにわ男子とTravis Japanのみ。それも近いうちに先を越されるのではとの噂です」(前出・芸能ライター)
4年目を迎えたSixTONESは現在行っているツアーの追加公演として、4月に京セラドームと東京ドームでの公演が決定。またSnow Manは5月から「1st DOME tour 2023 i DO ME」で4大ドームを回ることが決まっている。
なにわ男子に関しては、King & Princeが行ってきたドームツアーの日程を引き継ぐのではとの観測が浮上しているところ。そして昨年CDデビューしたばかりのTravis Japanについても、1~3月のツアーでは大阪城ホールの3daysや横浜・ ぴあアリーナMMの4daysが満席となっており、ドーム公演実現への期待が高まるところだ。
「それに対してA.B.C-Zではドーム公演への期待が高まるわけでもなく、肝心のえび担たちもとうに諦めている様子。テレビ東京での冠番組も終わってしまい、テレビで観る機会が減ってしまったと嘆いている状況です」(前出・芸能ライター)
ちなみにA.B.C-Zの冠番組がすべて消滅したわけではなく、「あっぱれ!A.B.C-Z」(テレビ熊本)は今でも放送中だ。ただ毎月第2火曜日の月イチ放送で、しかも熊本ローカル。TVerでは見逃し配信を観られるので、「ABChanZOO」が終わった今、えび担たちはこれまで以上にTVerに釘付けになっているのかも!?