3月29日深夜から3夜連続放送された「田中圭の俳優ホン打ち」(フジテレビ系)。この番組は田中にとって初めての冠番組で、芝居の「入口」と「出口」だけ書かれた台本を渡された田中とゲスト俳優が、通称「ホン打ち」こと「台本の打ち合わせ」を45分間だけ行い、その直後に芝居をするというもの。第1夜のゲストは林遣都、第2夜のゲストは松本まりか、第3夜のゲストは千葉雄大だった。
第1夜ゲストの林と田中は、2018年放送の「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)での好演の記憶がいまだに尾を引いており、2人の共演作品を見たがっていたファンが大興奮。深夜1時25分からの放送だったにもかかわらず、「#田中圭の俳優ホン打ち」「#遣都くん」が放送直後にツイッターのトレンド入りを果たしたほど。ネット上では今回の3夜連続放送で視聴者の反応を見て、本格的なレギュラー放送が始まるだろうと見ている声が多いようだ。
また、これまでに何度も「素行不良」が報道されている田中だが、それによって仕事が減る様子は皆無。前クールでは門脇麦主演の「リバーサルオーケストラ」(日本テレビ系)で門脇演じるヒロイン・初音の相手役・朝陽を演じ、4月18日スタートの新ドラマ「unknown」(テレビ朝日系)では高畑充希とW主演を務めるのだが、この「田中圭の俳優ホン打ち」を視聴した人々からは「仕事が減らない理由がよくわかった」とする声があがっている。
「それはズバリ、演技力の高さと共演者からの絶対的な信頼感です。林、松本、千葉の3人全員が見事に『田名圭ならどんな球を投げても受け止めてくれる』といい、その言葉通りの対応を田中は見せましたからね。3夜とも今夜が最後の飲食店が舞台で、台本の『入口』と『出口』にはまったく同じセリフが書かれていたんですが、田中はゲスト俳優をさりげなくリードしながらまったく別物の芝居を難なく3本作りあげましたから、感心しかありません」(女性誌記者)
いまだに仕事のオファーが途切れることのない田中に、嫉妬している役者も少なくないのでは。