WBCが優勝後にユニフォーム姿で空港に駆けつけ、テレビに映ったその姿が可愛いと話題になったのは、アイドルグループ「momograci」のメンバー・志柿じゅみ。
しかしその後、スタジアムで野球観戦中に自身のツイッター上で、QRコードを読み込むと食事がオーダーできるサービスを使い、ファンにスタッフの分まで食事を購入させた「遠隔おねだり」騒動で炎上。これに対し志柿は、4月14日に「週刊ポスト」の取材に答え、事務所スタッフの指示のもとで食事の遠隔おねだりツイートをしたと説明した上で、「ファンからの投げ銭で感覚が麻痺していた」とし、関係者や野球ファンに不快な思いをさせたことを謝罪した。
最近、このように視聴者に投げ銭を呼びかけ、モノを買ってもらう配信者が増えていることから、同じことをしたら盛り上がると思ったようだ。しかし芸能記者は、「今回、彼女がインタビューに答えたのは失敗だったのではないでしょうか」と、前置きしてこう続ける。
「もともと彼女は空港まで選手に会いに行くという、大の野球好きと言うキャラで注目されました。しかし今回のインタビューで、『今年になってから事務所のスタッフさんにWBCという野球の大会があると教えてもらった』と、開催されることすら知らなかったにわかファンであることをカミングアウトしてしまったんです。これを見た人たちからは、『野球が好きなアイドルという肩書きで好感度が高まってたのにWBCすら知らなかったとは』『こんなファンでもない人が野球を見るため以外の目的で複数席無駄にしてたなんてやるせない』『話題作りのために利用したのならもう野球には関わってこないでください』と、ネット上に厳しい意見が多数書き込まれています」
WBCの波に乗り、このままブレイクしそうな勢いのあった志柿だが、今回の炎上騒動で野球好きキャラすら崩壊してしまったようだ。
(佐藤ちひろ)