9月23日に京都市の賀茂別雷神社にて片岡愛之助との挙式に臨んだ藤原紀香。二度目の結婚にもかかわらず白無垢の衣装を選んだことに批判の声が出ているが、その白無垢に染め抜かれた家紋がまた物議を醸しているようだ。女性誌のライターはこう語る。
「紀香さんは、愛之助さんの定紋(家紋)である『追いかけ五枚銀杏』をあしらった白無垢を着ていましたが、これは本来おかしいはずです。挙式に臨む際はあくまで藤原家の人間であり、白無垢には実家の家紋を付けるべき。そして披露宴になって初めて、片岡一門の妻として追いかけ五枚銀杏を身に付けるのが筋なのですが」
しかも以前の紀香は、実家の家紋に大きなこだわりを見せていた。2007年に陣内智則と最初の結婚をした際には十二単を身に付けて世間を驚かしたが、その時の様子を女性誌ライターが振りかえる。
「藤原家は平家の流れを汲むとして、紀香さんは平家ゆかりの『向かい蝶』を十二単にあしらっていたのです。その平家は1000年以上の歴史を持ち、江戸以降の歌舞伎よりも歴史がありますから、愛之助さんとの結婚式でも堂々と『向かい蝶』を付ければいいはず。でも今回は平家について一言も口にしていませんし、ご先祖様への尊敬も忘れてしまったのでしょうか」
ともあれ、紀香のなかでは前夫の陣内よりも、現夫の愛之助を上に見ていることは確かなようだ。
(白根麻子)