9月28日に帝国ホテルで開催された、片岡愛之助と藤原紀香の結婚披露宴。そこで出席者に渡された豪華な引き出物が話題になっている。なかでも注目なのは定価8万円という水素発生器。引き出物として電化製品を贈ること自体が異例であり、水素水にハマっている紀香のチョイスであることは明らかだ。
また和歌山産のあんぽ柿は、紀香の両親が和歌山出身であることにちなんだもの。大阪・堺市出身の愛之助にとっても身近な菓子とはいえ、紀香は2015年に和歌山県紀の川市のフルーツ大使に就任しており、やはり紀香チョイスと言っていいだろう。
このように紀香の選んだ引き出物にばかりスポットライトが当たるなか、愛之助もみずからのこだわりを引き出物にこめていたという。モノ系雑誌の編集者が指摘する。
「スイスの腕時計メーカー、フランク・ミュラーのお皿がそうですね。同社は1991年創業の新興ながら、盤面にビザン数字をあしらった独創的なデザインが受け、今では世界的に人気のブランド。そして愛之助はフランク・ミュラーを数本所有する愛用者で、私物の腕時計を着けてテレビ出演するほどです。このお皿のチョイスも間違いなく、愛之助のアイデアでしょうね」
ちなみにこの皿のお値段は1枚2万円ほど。引き出物の定番であるティファニーは1枚5000円前後で、エルメスでも2枚セットで1万7000円だから、その高価さは際立っている。やはり歌舞伎界の金銭感覚は、一般とは大きくかけ離れているようだ。
(白根麻子)