人から“ケチ”と言われたことはありますか? ケチってネガティブな言葉なので、言われたくはないですよね。どうしたら回避することができるのでしょうか?
■ケチな人とは?
そもそも、ケチな人とはどんな人なのでしょうか? 一般的には、「人との付き合いにお金を出さない人」「他人のためにお金を出す、自分の意思に反してお金を出すことに納得がいかない人」という認識のようです。
■「あいつはケチだ」は自分がケチ
また、人のことをケチと批判する人も、ケチの可能性があることを知っておきましょう。「あいつはケチだ」「あいつは性格が悪い」という人は、その人自身がケチだったり性格が悪い人だったりすることってよくあります。
ポーポー・ポロダクションの「『器が小さい人』から抜け出す心理学」(PHP研究所刊)によれば、これは心理学でいう防衛規制の「投影(投射)」と呼ばれるものなのだとか。自分の悪いところを認めたくないので、他人にその悪いところを押し付けて批判するという行為なんだそうです。本当は自分の悪いところに対して罪悪感を持っているのにもかかわらず、相手に押し付けることで自分は善人でいられるというからくりです。まずは自分がケチであることを認めたほうがいいかもしれませんね。
■ケチをやめるには?
もしケチをやめたいなら、お金に執着し過ぎず、これまで使ったことのない用途でお金を使うといいようです。例えば、プレゼントやお土産などで他人のためにお金を使ってみる、人との会合を楽しんでみる、レストランなどで一流に触れてみる、質の高いものを買ってみるなどです。
ケチな自分が心底嫌だと感じているなら、ぜひヒントにしてみてくださいね。