「もう少しメリハリのあるボディラインに整えたい」「足腰の不調や冷えに悩まされている」という場合は、座っている時間を少なくして全身を大きく動かしましょう。代謝のいい、体脂肪を燃やしやすい体質作りのヒントを紹介します。
■座り過ぎは体力低下・不調の元凶に!?
長時間座り続けると、運動不足で足腰の筋肉が衰えやすくなるだけでなく、全身の血流が滞って冷えやむくみ、コリなどの不調を招きやすくなります。そんな状態が長時間続けば全身に酸素と栄養素が行き渡らず、集中力の低下や頭痛などを引き起こすことも。“座り過ぎ”にいいことはありません。デスクワークや勉強など、まとまった時間座り続ける必要があるときには、こまめに運動できるように工夫しましょう。
■30分以上座り続けず、全身を動かす
少なくとも30分に1回はトイレや飲み物を取りに行くなど、小さな用事で構わないので立ち歩くようにしましょう。座ったまま休憩しようとテーブルや机にたっぷりの食べ物や飲み物を用意せず、必要なときに取りに行けるようにするのがよいでしょう。
■簡単なストレッチで筋肉を活性化させる
こまめに立ち上がって動くときは、ストレッチなどを取り入れると筋肉の働きと血流をサポートしやすくなります。つま先立ちになる、大きく伸びをする、数回スクワットをするなど、1分程度でできることでOK。血流がよくなって頭がスッキリし、集中力を取り戻しやすくなりますよ。
座っている時間が30分以内でも、集中力が切れたと感じたら立ち上がってしまいましょう。見える景色が変わると脳がリフレッシュでき、新しいアイデアも浮かびやすくなります。座って頑張っている間に体がどんどん衰えていかないよう、体を動かすことを忘れずに予定に組み込んでくださいね。
(Nao Kiyota)