嵐の櫻井翔の父で、総務省前次官の桜井俊氏が、大手信託銀行の顧問に就任した。桜井氏といえば、7月に行われた東京都知事選で、与党から立候補を打診されて注目を集めたが、「家族に迷惑が掛かる」との理由で出馬を固辞。退官した後は、“妻との旅行や別荘でのんびり過ごす。ジャズバーでもやって、ピアノを弾こうかな”などの計画を親しい友人に話していた。
しかし、結局は官僚にありがちな“天下り”の道を選んだようで、ネット民からは「知事より、こっちのほうが楽して儲かるよね」「やっぱり、ただの元役人だったな」「ただの官僚。なんかガッカリ」と冷ややかだ。
その一方で「賢い選択だった」との声もある。
「豊洲問題、2020年の東京五輪だけでなく、待機児童問題など東京都は難題が山積しています。あの時点で都知事選に出馬していれば、当確の可能性はあったわけですから、俊氏が望んでいたような退官後の生活はできなかったでしょう」(社会部記者)
総務省といえば“国民の経済・社会活動を支える基本的システムを所轄”する省庁でもある。その次官の職にあった人物が、民間の信託銀行に天下りとは‥‥ジャズバーの資金稼ぎでもするのだろうか。