カルディで充実しているアイテムの一つ、パスタソース。かけるだけ、あえるだけのアイテムは、常にストックしておきたいものの一つだったりします。今回は、初夏~梅雨の季節に合いそうな、サッパリ系パスタソース3つを食べ比べてみました。
まずは「大豆ミートと香味野菜のトマトソース」278円(写真左)。ひき肉じゃなく大豆ミートなので、おそらく一般的なミートソースより軽やかなのでは?と思い購入。原材料は野菜ソテー、トマト・ピューレづけ、タマネギソテー、トマトペースト、粒状大豆タンパクなど。見た感じでは動物性のものはなさそうだけれど、タマネギソテーとか野菜ソテーの油はもしかしたら動物性?わからないのでベジタリアンやヴィーガン向けとは言い切れない。一応植物油脂は書いてあるけれど。
で、食べてみると、やはり想像通り、ライトなミートソース。というか、トマトソースパスタとミートソースパスタのいいとこ取り?のような味わい。野菜の旨みが感じられます。そして油もしっかりあるのでコクも感じられる。ミートソースに背徳感を感じるダイエッターなら、大豆由来のパスタにこのソースで、植物性タンパク質バッチリでいいのかも。
そして「塩レモンパスタソース」118円(写真右)。この安さがまず素晴らしい!とはいえ、「大豆ミートと香味野菜~」が容量130gなのに対して「塩レモン~」は30g。ほんと、あえるだけの具なしソースです。開封してみると、レモン色ではなくやや褐色のソース。そして若干ですが、加工品っぽいレモンの香りも。
ただ、ソースの中に含まれている、おろしニンニクやローストガーリックペースト、アンチョビソース、チキン調味パウダーの効果なのか、旨みはしっかり。なので、「パスタ以外にも茹でた魚介とあえてもおいしくいただけます」と袋の裏に書いてあるのにも納得です。塩レモンパスタソース、という名前ですが、魚介だけじゃなく唐揚げとかにも合いそうな気がします。
そして今回、一番意外だったのが「高菜パスタソース」198円(写真中央)。袋には「油で炒めた高菜漬けを使用したパスタソースです。芳醇な香りの本醸造濃口醤油をベースに、ごま油や魚醤、ニンニクペーストを加え、風味豊かで食欲をそそる味に仕上げました」と書かれていたのですが、ぶっちゃけ、一口目の感想は「高菜じゃなくて、ザーサイ?」。魚醤とニンニクペーストのせいなのか。それとも高菜漬けがザーサイっぽく仕上がっているのか。だからこれ、パスタではなく、中華麺とあえて食べたくなるおいしさ。
勝手なイメージですが、これからの季節、冷やし中華のソースにしても絶対おいしい。千切りにしたきゅうりとかハムとか、茹でもやしとか、中華の前菜にありそうなアイテムとかとも絶対相性がいいはず。意外性がありすぎるおいしさでした。
イメージと違ったからちょっと…ではなく、おいしいのでおそらくまたカルディに行ったら買う。ただ次回は中華麺で食べたい~という、実験心が湧くおいしさです。中華風パスタソースってありそうでなかなかないので、これはこれで楽しんじゃえ!という気持ちになります。
改めて、カルディで売っているパスタソースって、知れば知るほど面白いなぁ~、と思わせてくれる3品でした!
(ロドリゴいしざわ)