お笑いコンビ・サンドウィッチマンが6月3日に放送された「サンドのぼんやり~ぬTV」(東北放送ほか)に出演。富澤たけしが、草野球をしている時に起きた“痛いエピソード”について語った。
「富澤は、番組のオープニング早々に相方の伊達みきおから『あばら骨、大丈夫ですか?』と尋ねられ、『大丈夫じゃないですよ』と答えていました。実は、富澤は5月10日に投稿した自身のブログで、あばら骨を骨折したことを報告していたんです」(テレビ誌ライター)
ブログでは〈病院に行くと先生が『結果から言うと、折れてますね』(と言った)〉と報告していた富澤。3日の「ぼんやり~ぬTV」でも「WBCとか影響受けて、バッて、うわぁぁぁ!って」とヘッドスライディングした時の状況を説明すれば、伊達も「その時にバキバキバキバキって」と補足したものだ。富澤は「みなさん、気を付けてくださいね。おじさんの野球は危ないですから」と訴えていた。
「サンドウィッチマンは、お笑い界の中でも野球通として知られています。今年の1月から3月にかけては、同じく野球通のお笑いコンビ・ナイツとプロ野球のバラエティドラマ番組『サンドナイツがプロ野球選手だけの居酒屋はじめました』(テレビ東京系)も放送されましたよ」(スポーツ紙記者)
野球をこよなく愛するサンドウィッチマン。実は、2人の“直訴”がきっかけで地元・仙台にも野球がらみの新しい動きがあったという。
「去年、仙台市内にある楽天ゴールデンイーグルスの本拠地である宮城球場、戦前の日米野球でベーブ・ルースがホームランを打った八木山球場跡、そして、片平公園の3カ所が日本野球機構などが野球伝来150年を記念して選んだ野球の『聖地・名所150選』に選ばれ、野球好きの観光客にも向けた情報発信を進めるんですが、このうちの片平公園の選出に2人が関係しているんです。去年、2人のラジオ番組に寄せられた野球郷土史家のリスナー投稿で、片平公園が日本におけるアマチュア野球の習慣である『試合前挨拶』の発祥の地であることを知った2人が、仙台市の郡和子市長と行った対談で、『すごく誇らしいことだ』と紹介。公園に案内板などを設けることを提案して、それが実現したんです」(前出・スポーツ紙記者)
草野球での骨折には気を付けていただきたいが、愛する野球文化の発展のために、サンドウィッチマンの2人は、地元・仙台に大いに“骨を折って”いたのである。
(窪田史朗)