「電気代はできるだけ抑えたい。でも快適に過ごしたい……」ものですよね。ライフスタイルや予算によってどれだけの電気量が快適に過ごせる状態かは異なりますので、ご自身にとってどんな状態がベストなのかはなかなか分からないもの。そんなときは次のようなグッズで、電気使用量を“見える化”したり調節したりして、ご自身に合った電気との付き合い方をみつけてはいかがでしょうか。
■電気使用量モニタリンググッズ
家の電気使用量をモニタリングすることができれば、電気代の請求を待たずにどのくらいの電力を使用しているかをチェックできます。そのためには、家庭のブレーカーや室内のコンセントに設置できるグッズがオススメ。消費電力が表示されるコンセントタップもいいですね。いつ、どの家電でどのくらいの電力を消費しているかをチェックできると、優先順位に応じて無駄遣いを削減しやすくなりますよ。
■ポータブル電源
太陽光などで充電できるポータブル電源を使用すれば、災害時やアウトドア、車内などのコンセントのない場所で電気を使用したいときに便利なだけでなく、“購入せずに自分で調達できる電気”を確保することができます。デスクワークなどで「たくさんのコンセントを机や床に這わせるのが嫌だ」という場合にもオススメです。こまめに使用、充電することで、普段どのくらい電力を使用しているか感覚としてつかみやすくなるのもメリットのひとつです。
■節電グッズ
涼しさや温かさを感じられる寝具やマット、冷風の侵入を防ぐシート、断熱防寒カーテンなど、電気を使用せずに生活を快適にしてくれるアイテムを上手に取り入れれば、電気の節約ばかりに気を取られずに済み、心穏やかに過ごしやすくなります。「本当に電気を使わないと快適さは実現できないのか……」と疑って工夫してみることで、自分に合った省エネかつ快適な空間を実現しましょう。
そもそもどれくらい使用していて、どれくらいは無理なく節約できそうで、どのくらい別のものでまかなえそうかを把握しておくことが、電気使用量調整のスタートラインです。まずは、これまでどんなふうに電気と付き合ってきたのかを確認し、作戦を立ててみてくださいね。
(Nao Kiyota)