青森県のご当地アイドルグループ「りんご娘」から、現在はソロとしてタレント、女優として活躍している王林が、6月10日に放送された「人生最高レストラン」(TBS系)にゲスト出演した。
人気者になった今でも、青森に住んでいるという王林。その理由を聞かれると、東京の空気が重く「酸素が少ない」そうで、地元に帰ると「体が軽くなる」という。また、いつまでたっても津軽弁が抜けない王林だが、地元の人たちからは「王林、なまりが消えたね」、「都会の女になったね」と言われていると告白し、MCの加藤浩次や島崎和歌子、劇団ひとりらを驚かせていた。
加藤から「青森の宣伝に来たわけじゃないよね?」と確認されると「王林が好きなものがたまたま青森だった」と笑顔で答えた。
こんなふうに、地元愛の強い王林。夢は、青森の大自然の中で音楽フェスなどを主宰したいのだそうで、最終目標は「県知事です」とキッパリ。劇団ひとりから「どう変えてくれるんですか?」と聞かれた王林は「第一次産業が青森県盛んで、食料自給率は200%以上なんです」と話し始め、そんな自給率を支えてくれる人たちへの援助を政策で作って守っていかないと、労働者が少なくなっているから「まずはそこからどうにかしたい」とスラスラ答えた。これには、スタジオ一同感心しきりだった。
「王林の回答は、劇団ひとりに『茶化そうと思ったら本気だった』と言わしめるほどでした。彼女自身、タレント活動は自分で起業し、青森のためになることをやっていくための布石だそうです。県知事の目標も、大マジメなものだということが今回のトークでわかりました」(テレビ誌ライター)
将来の大きな夢を真摯に語るところも、王林の魅力の一つなのかもしれない。