俳優の横浜流星が6月12日までに自身のインスタグラムでボクシングのプロテストに合格したことを報告した。
横浜は「本日、プロテストに挑戦し、C級ライセンスを取得しました」と合格証書を持ってキメポーズの写真をアップ。8月25日に公開予定の映画「春に散る」のため昨年4月にボクシングを始めたことを明かした。
「春に散る」は、横浜と俳優の佐藤浩一がW主演。ボクシングに命をかける男たちの生き様を描いた人間ドラマだ。
「この作品で、横浜は不公平な判定で負けて心が折れたボクサー・黒木翔吾役を演じています。一方で佐藤演じる広岡仁一も、かつて不公平な判定で負けた過去が。2人は偶然居酒屋で出会い、やがてともに世界チャンピオンを目指して、“命を懸けた”戦いの舞台へ挑んでいくんです」(映画ライター)
そんな横浜は2020年に出演した映画「きみの瞳が問いかけている」でも、キックボクサー役を演じている。
「横浜はストイックなトレーニングを行って10kg体重を増やし、その肉体美が話題になりました。極真空手が特技で、中学3年生の時に『2011年第7回国際青少年空手道選手権大会 13.14歳男子‐55kgの部』で優勝。世界一の快挙を成し遂げています」(女性誌記者)
抜群の格闘技センスを持つ横浜だが、意外にもかつて“あるスポーツ”が苦手だったことはあまり知られていない。
「横浜は昨年、日曜劇場『DCU~手錠を持ったダイバー~』(TBS系)に出演。優秀なダイバー・瀬尾陽生役を演じました。ですが、昨年1月に出演した『王様のブランチ』(TBS系)では『体力は大丈夫なんですけど泳ぐのは苦手でして』と告白。横浜は、その以前に『王様のブランチ』に出演した際も『一度サーファー役をやった時に、その時、波がすごくて、そこで波にのまれ、溺れかけ…。そこから“水なんて”と思っていた』と語っていました」(芸能ライター)
しかし横浜は、昨年1月の「王様のブランチ」では、同時に、役作りのために「(前年の)8月にライセンスを取得して水を克服した」と報告している。何事においても全力勝負。今作の熱演にも大いに期待したい。
(窪田史朗)