水着の季節も終わり、ちょっとひと安心‥‥と、この季節からつい気を抜いてしまいがちなムダ毛のお手入れ。特に下の毛は忘れがちになってしまいそうですが、そのまま放置しておいては彼氏がドン引きしてしまうかも。
9月に医療脱毛専門院「リゼクリニック」が都内在住の20代女性220人にとった「アンダーヘアケア（脱毛）」に関するアンケート調査では、「自分のムダ毛が気になる」と回答した女性は9割。そのうち95.4％「アンダーヘアのムダ毛」が気になると回答しています。
また、アンダーヘアの処理をしている人は、「常に手入れしている」人が18.6％、「たまに手入れしている」人が51.4％。つまり、7割の人が手入れをしているとのこと。その方法を聞くと、「シェイバーで剃毛」が63.7％、「ハサミでカット」が35.3％、「エステサロンでの脱毛」が30.5％という順になっていました（複数回答）。
ところで、旅行雑誌の編集者がこんなことを話していました。
「日本人はワキや腕、足などの脱毛に気を遣っているけれど、海外ではそんなに気を遣っている国はありません。でも、ヨーロッパを中心にアンダーヘアを気にする人は多く、日本とはムダ毛処理の常識がちょっと異なっていると感じます」
そこで海外在住の日本人に各国の脱毛事情を聞いてみると、次のような結果に。
■アメリカ：毛の色が薄く目立たない人は、腕や足など見えるところも手入れしていない人が多い。ただ、美容室ではアンダーヘアのお手入れをしてくれるところもあるし、脱毛ワックスを売っているところも多く、脇やアンダーヘアは処理している人がほとんど。
■イギリス・フランス：髪の毛だけでなくボディの脱毛やネイルもしてくれる美容室が多く、そこで脱毛ワックスが売られている。アンダーヘアを処理せずにいるのは「不潔」ととらえられるので、海へ行く前やデート前に駆け込みで美容室に行く子も。整えるだけでなく、ツルツルにしている女性も多い。
■中国：ワキや腕はそのままの人が多いけれど、上海などの都市部の女の子たちは日本人と同じように手入れしている。でも、それ以外の地域の子に聞くと、「日本人は気にしすぎじゃない？」とのこと。アンダーヘアはもちろん無防備だと言っていました。
人種によって毛の目立ち方が違うといった事情もあるようですが、欧米では腕や足よりも、衛生のためにアンダーヘアを処理するというのが常識になっているようです。
たしかに、清潔に保ったり、ムレやカブレを防ぐことを考えたら、アンダーヘアは適度に処理をしておいたほうがよさそう。寒くなっても手を抜かないよう気を付けたいですね。
