「少年革命家」を自称する不登校YouTuberのゆたぼんが6月18日に更新した、自身のYouTubeチャンネル「少年革命家ゆたぼんチャンネル」の動画に、「どの口が言う?」とヤユする声が相次いでいるようだ。
歌手・浜崎あゆみが我が子を思うがゆえの、学校の教育に疑問を投げかけた発言や、女優・広末涼子のW不貞問題など、昨今のニュースを取り上げて持論を展開するスタンスを取るゆたぼんが今回挙げたのは、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんとゆたぼんに「対談してほしい」というネット記事だった。
グレタさんといえば、6月13日、ドイツのボンで開催された国連主催の気候変動会議に合わせ、「化石燃料の使用をやめなければ多数の人々に〈死の宣告〉を下すことになる」と過激に発言。今年1月に20歳を迎えているが、15歳だった2018年、「温暖化対策」を訴えるために学校を休んでのデモを行ったり、ポーランドで行われた国連のスピーチで一躍注目を浴びたものだった。
「ネット記事では、グレタさんの一連のニュースを引き合いに、ゆたぼんとの共通点を指摘。『グレタさんとゆたぼん対談してほしい』という声があがったと報じています。これに対して、ゆたぼんは『グレタさんとも会って話してみたいな。(中略)ネットで叩かれながらも自分の信じる活動を頑張っているというのはスゴイと思います』と反応。しかし、グレタさんはデモの一環で学校を休学しましたが、後に復学して卒業もしています。不登校のゆたぼんがどこに共通点を見出したのか、皆目わかりません。それにグレタさんの主張の是非はともかく、環境問題のために脱化石燃料を訴えているわけですが、ゆたぼんは昨年、その化石燃料を使って、『スタディ号』なるトラックで日本一周旅行をしたわけですから、対談の土俵が違いすぎます」(ネットライター)
著名な海外の活動家とゆたぼんを同列に扱うのは、いささか無理があるようで…。
(所ひで/YouTubeライター)