木村拓哉主演の月9ドラマ「風間公親‐教場0‐」(フジテレビ系)の最終回が6月19日に放送され、視聴率10.6%と2ケタを記録し、有終の美を飾った。
今作は、警察学校を舞台にした長岡弘樹氏の同名小説が原作。2020年「教場」、翌年「教場II」が正月に二夜連続で放送され、白髪頭に義眼の教官・風間公親を木村拓哉が演じて話題となった。今作の最終回では、ラストシーンで警察学校の花壇に佇む風間が気配を感じて振り返ると、そこに遠野刑事(北村匠海)を殺害したと思われる十崎(森山未來)が立っており、「妹はどこだ」と問いかけるシーンに視聴者は戦慄。ネット上には「怖すぎて震えた」「妹って?」「絶対続きあるやつ」などの声が書き込まれた。
「最終回の放送後、翌週の6月26日に2時間SPの特別編が放送されることが伝えられました。しかし、この特別編は、これまでに起こった事件と、風間と5人の新人刑事たちのエピソードを振り返るのがメイン。ですから、新展開を期待する視聴者の声を受ける形で、最終的に劇場版が公開される可能性は十分にありますよ」(芸能ライター)
実際、これまでにもフジテレビ“月9”のドラマは、映画化されることが多かった。最近では、「コンフィデンスマンJP」を始め、「ラジエーションハウス」「シャーロック」「イチケイのカラス」「ミステリと言う勿れ」などが映画化されている。
「確かに『教場』には映画化を期待する声が大きく、実は水面下で来年公開に向けて映画化の話は動いており、今夏には撮影が始まると報じる媒体もあります。木村はもちろんのこと、森山未來、新垣結衣、坂口憲二、白石麻衣、堀田真由など映画館のスクリーンでの鑑賞にも十分耐えうるほどにキャストも豪華。さらには『教場』『教場II』に警察学校の生徒役で出演した俳優たちの出演も期待できます」(女性誌記者)
劇場での集大成となるのか。
(窪田史朗)