タレント・中居正広によると、2016年の大晦日をもって解散したSMAPの最期は、メンバー同士の関係性が相当“混乱”していたようだ。
驚きの発言があったのは、中居とお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志がMCを務めるトークバラエティー番組「まつもtoなかい」(フジテレビ系)の6月25日放送回だった。ゲストには宇宙飛行士・野口聡一氏と、元卓球選手の石川佳純氏を迎え、野口氏が宇宙へと向かうチームでの活動について、石川氏はペアを組むパートナーについて、それぞれの見解を述べた。
そうした中、中居も、国民的アイドルグループ・SMAPの元リーダーとしての意見を求められると、「ボクらは最終的にはバラバラだったんで」と自虐的にコメント。周囲が苦笑いの反応を浮かべるも、中居はさらに、こう続けた。
「最初はかき集められて、最後はシッチャカメッチャカ」「(石川氏に向けて)知ってる?シッチャカメッチャカだったの」「やることがバラバラになる時もあるし、またちょっと(他の業種とは)違うかもしれないですね」
SMAP解散前夜の雰囲気について非常に正直に語ったものだったが、
「中居の突然の“ぶっこみ発言”に、松本も思わず『言い方、気を付けて』ともツッコミを入れていましたね。ネット上の視聴者からは『よっぽど溜まっていたものがあったんだろうし、中居君だってロボットではないのだから心の声出して良いと思う』『変に誤魔化さずにハッキリ言ってくれた方がスッキリする』『メンバー全員が納得の事実なのでは? だから誰も異議はないと思う』などと理解を示す声が大半でした。確かに、SMAPは各メンバーの個性が強く、中居と香取慎吾は主にバラエティー班、木村拓哉と草なぎ剛は映画やドラマを主軸に活動。稲垣吾郎はワインや文学、クラシックなど、自身の趣味をうまく仕事に活かしていた印象です。ですから、仕事面においても人間関係においても、『良くも悪くもバラバラだった』とする指摘も見られましたね」(テレビ誌ライター)
中居は同番組の19日放送回でも、人気絶頂の最中にある6人組ガールズグループ・BiSHの解散がすでに決定していると聞くと、驚きの表情で「仲良さそうなのに?」「(グループは)だいたい仲が悪いから解散するんじゃないの?」などと話していた。
やはりSMAPの最期が「バラバラでシッチャカメッチャカ」だったのも、“仲が悪かったから”ということになる?
(木村慎吾)