「エアコンをずっとつけていたら、気付いたら手足が冷たくなっていた……」「代謝を高めて太りにくい体質にしたい」「こまめに運動を取り入れてリフレッシュしたい」という場合にオススメしたいのが、末端の血行促進に役立つ次のようなワンアクションです。ぜひ試してみてくださいね。
■足首をぐるぐる回す
代謝の要ともいわれる足首。血液を心臓に送り返すポンプ作用を活性化させるために、ここをしなやかな状態に整えておきましょう。とくに、デスクワークなどで座っている時間が長いと血液が足先で滞ってしまいがちですので、こまめに足首を動かしましょう。右に10回、左に10回、左右の足首を回します。
■手足の指をグーパー
指先の冷えを感じる方は、指先をしっかり動かすこともオススメです。じゃんけんの「グー」と「パー」の形を繰り返すように、10~20秒間大きく動かしましょう。脳への血流を促進させて、リフレッシュするのにも役立ちますよ。
■立ち姿勢でかかとを上げ下げ
下半身の血流を促す大きな機能を刺激できるのが、ふくらはぎの筋肉を大きく動かすこと。つま先立ちのようにかかとを持ち上げて下すという上下運動を10~20秒繰り返します。ふくらはぎの筋肉がポンプのように血流を押し上げ、上半身への血流もサポートします。さらに大きく体を動かしたい場合は、大きく足を上げて足踏みをするのもよいでしょう。腕も大きく振るようにすると、全身の血流を促しやすくなりますよ。
どれも隙間時間に取り組めるものばかり。末端の血流をサポートすることで全身が整い、スムーズに全身を動かしやすくなりますから、体を動かす習慣のひとつとしてこまめに取り組んではいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)