羽生結弦選手が語った「スケートが楽しいと思える原点」とは？

　現地時間の10月28日に始まるフィギュアスケートGPシリーズカナダ大会で、いよいよ羽生結弦選手の試合がスタートする。ケガで休養していたブランクからの復帰ということもあり、昨シーズンの自身を超えられるのか。また、宇野昌磨選手との4回転対決など見どころは多い。

「しかし、せっかく見るなら競技や試合の詳細だけでなく、羽生選手が滑る時の心情にも思いを馳せながら楽しんでほしいですね。これは羽生選手がCMのインタビューで答えていたのですが、羽生選手にとってスケートが楽しいと思えるのは『スケートを始めるきっかけになったジャンプの難しさであったり、普通では味わえない、普通に陸上で生活している時には考えられないジャンプやスピード感が達成できた時の喜び』だそうで、それこそが元気の出る瞬間なんだそうです。最高のジャンプを決めた瞬間、見ているこちらも大喜びですが、羽生選手は自身のスケートの原点ともいえる達成感を味わっているのです」（女性誌記者）

　今シーズンも、羽生選手から目が離せない。

（芝公子）