「運動したいけれど、苦手だから何をしたらいいか分からない……」と悩んでいませんか? 悩んでいるよりも、まずは負荷の少ない取り組みやすい運動に挑戦すると運動習慣を実現しやすくなりますよ。次のような運動から始めて、体力をつけていきましょう!
■なんとなく真似をするリズム運動
エアロビやダンスの動画を見ながら、“なんとなく真似するだけ”の動きをしてみましょう。難しいダンスの振り付けを正確に覚えようとすると大変ですから、「ちょっとくらい自分で踊りを作ってしまおう」くらいの気持ちで、なんとなく動きを真似して体を動かします。体を動かすことが目的なので、上手に踊る必要はありません。お手本と同じように動けていると想像しながら楽しめば、ダンスのプロになった気分で体を動かすことができますよ。
■サイクリング
「自転車に乗って近所のスーパーまで移動する」ことも立派な運動です。移動した先でウィンドウショッピングなどを楽しめば、さらに運動量を増やすことができます。ランニングほど足腰に負担をかけずに済み、さらに太ももを中心に足腰を鍛えながら有酸素運動をすることができるので、これから少しずつ筋力を高めていきたい場合にうってつけです。風を感じながら走ることができるため、暑い日に行う体力を消耗し過ぎない運動としてもオススメです。
■ウォーキング
時間さえあれば、道具がなくても手軽に始めることができるウォーキング。歩幅やスピードを変化させることで、負荷や運動量を調整することができます。全身を大きく動かすことで血流が促進され、代謝アップに役立ちますよ。景色の移り変わりを楽しみながらリズミカルに歩くことは脳のリフレッシュにもつながるため、考えを整理したいときや気持ちを切り替えたいときにもオススメです。
疲労や痛みなどの不調を感じたら、すぐに中止して休憩をしたり必要に応じて医療機関に相談したりして体調を整えましょう。最初は10~15分程度からスタートして、30分、1時間と運動時間を増やしていきましょう。1時間運動を楽しめるようになった頃には、他にもさまざまな運動に挑戦したくて仕方がない体になっているかもしれませんよ。
(Nao Kiyota)