菅田将暉主演ドラマ「ミステリと言う勿れ特別編」(フジテレビ系)が9月9日に放送された。同ドラマは、田村由美氏による同名漫画を映像化。2022年1月から同局の「月9」枠で放送され、初回の世帯平均視聴率は13.6%を記録した人気ドラマの特別編である。特別編は、第1話の「容疑者は一人だけ」に加え、新作「失われた時を重ねて」(コミックス11巻episode15)を新たに撮影・編集したもの。久能整(菅田)は、ゼミで一緒の相良レン(志尊淳)から、謎の高額アルバイトに誘われるのだが…。
原作で相良と久能は、連ドラの第8話と9話で放送された「アイビーハウス事件」で出会っているのだが、ドラマでは相良が刑事の風呂光聖子(伊藤沙莉)に置き換わったため、これまで登場していない。そのため、ドラマ的に今作が初対面とならないよう、天達春生(鈴木浩介)のゼミで一緒だとのシーンが加えられた。
「相良は人気キャラクターだったことから、風呂光と入れ替わったことには原作ファンからブーイングが起こりました。今作では、ようやく相良が登場し、歓喜の声があがりました。また、相良に扮する志尊の演技は『志尊淳のレンくんハマり役だと思う。原作から出てきたみたい』『志尊くん、イメージぴったり』と話題になりました」(テレビ誌ライター)
9月15日公開の映画「ミステリと言う勿れ」は、久能が広島で高校生・狩集汐路(原菜乃華)と出会うことから始まる。汐路は富豪の孫で、久能は狩集家の遺産相続問題に巻き込まれるという。原作やドラマを知らなくても十分楽しめそうだ。