故ジャニー喜多川氏の性加害問題について初めて事実を認めた9月7日の会見に続き、10月2日に予定されているジャニーズ事務所による会見。
前回の会見では、東山紀之の新社長就任や被害者への補償案が発表されたものの、依然として前社長・藤島ジュリー景子氏が役員にとどまり、社名も維持する方針を示したことで、世間の批判が殺到。
対応が不十分だとして、テレビ局や大手スポンサーがジャニーズ所属タレントの起用を控える事態に発展した。
再度行われる会見では「ジャニーズ帝国」の存続をかけた大幅な改善策を提案すると見られている。
「耳に入っているなかで、最大の変更点は『新会社の設立』。新たに設立した別会社に所属タレントと社員を移籍させ、社長も外部から招聘する模様です。こうすることで社名問題もジュリー氏が全保有する株式の問題も解消できるとの考えなのでしょう」(テレビ関係者)
まさしく同事務所にとってラストチャンスとなる「10.2会見」だが、会見3日前に衝撃のニュースが。
「『Kis-My-Ft2』元メンバーの飯田恭平さんが喜多川氏から受けた性被害について赤裸々に告発した映像が9月29日にTBSで公開されました。その内容は、事務所に入った13歳から5年にわたって数十回も被害を受けていたという衝撃的なもの。キスマイがジャニーズJr.時代のこととはいえ、現役グループに所属していた元メンバーの詳細な告発は今回が初めてということもあり、ジャニーズに対する世間の風当たりはいっそう強まっている。10月2日の会見に暗雲が立ち込めています」(前出・テレビ関係者)
ジャニーズが崖っぷちに追い込まれている。
(塚原真弓)