遠距離恋愛をしている人の中には、LINEだけでは物足りなくてオンライン通話でカレとの会話を楽しんでいるというケースも多いのではないでしょうか。
簡単にオンラインで顔を見ながら通話できるのならば、遠距離恋愛でも上手くいくカップルは多そうですよね。でもちょっと待って! 実は、恋愛中のオンライン通話にはちょっとしたデメリットがあるんです。
■オンライン通話はより会いたい気持ちが強くなる!?
コロナ禍の外出自粛期間に、SNSやビデオ通話などで友だちやカレとコミュニケーションを取っていた人は多いと思います。リアルタイムで顔が見えて声も聞けるビデオ通話なら、実際に会っているのと変わらない感じがしますよね。
それでもオンラインのコミュニケーションでは我慢できず、実際に会いたくなった経験ってありませんか? それは、オンライン通話では、言葉以外の非言語行動に制限が加わるから。
人は誰かと会話をするとき、言語以外のジェスチャーなどからも無意識に情報を読み取っています。ビデオ通話では、その非言語情報が足りないため、満足感が得られにくいのです。それが溜まってくると、LINEだけしているよりも、逆に強くストレスを感じることもあるのです。
■会いたい気持ちを我慢するには?
とはいえ、遠距離恋愛の場合は、金銭的・時間的に会える頻度は限られてしまいますよね。そのため、オンライン通話でも対面と同じような効果を得るために、少しだけ非言語行動をオーバーにしてみましょう。
例えば、いつもより表情をはっきり出してみたり仕草を大きくしたりなどです。これだけでも、実際に会ったときと同じように、寂しさを埋められるかもしれませんよ。
遠距離恋愛で別れないためには、連絡頻度がポイントだというアンケート結果もあります。毎日連絡を取るだけでなく、デメリットがないようなオンライン通話で定期的に顔を合わすことで、遠距離というハンデを乗り越えられるかもしれませんから、ぜひ試してみてくださいね。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。