千切りキャベツが苦手だというお笑い芸人の関根勤が10月10日、自身のYouTubeチャンネル「関根勤チャンネル」を更新。「僕がトンカツ屋さんをやるとしたら、キャベツは千切りと、葉っぱ。そしたら葉っぱで巻いて食べる人もいるかもしれないし、それからあと火の通ったキャベツ。3種類選べるように考える」と斬新なアイデアを語った。
「豚肉の旨味成分・イノシン酸と、キャベツの旨味成分・グルタミン酸は相性がよく、旨味が何倍にも向上するとされています。トンカツの発祥は、1899年、洋食店『煉瓦亭』で発案されたポークカツレツです。当時は、ぶつ切りキャベツをブイヨンスープで煮込み、付け合わせとしていました。しかし、1904年に開戦した日露戦争により男性従業員が徴兵されて人手不足になったため、茹でずにぶつ切りで提供することに。しかし、『おいしくない』とのクレームがつき、茹でるより手間が少ないことから千切りにすると、これが意外にも大好評。今でも続く定番になったというわけです」(グルメ誌ライター)
この回では、ほかにもイカフライやアジフライには醤油か、ソースかといった論争も取り上げ、関根はあるシェフから聞いたという1つの見解を披露。それが「魚料理として召し上がりたいならお醤油をかけてください。西洋からきたフライ料理として召し上がるならソースをかけてください」というものだ。
ちなみに、目玉焼きには醤油か、ソースかといったと論争も、よく耳にするが、
「『食』にまつわる情報サイト『macaroni』が『目玉焼きに何をかけるか?』を20~60代の男女約247名にアンケート。1位・醤油(33.6%)、2位・塩コショウ(26.72%)、3位・ソース(13.36%)でした(2020年12月4日)」(前出・グルメ誌ライター)とのこと。ともあれ、食の好みは、人それぞれ―。
(所ひで/YouTubeライター)