お笑いコンビ・FUJIWARAのフジモンこと藤本敏史が10月11日、当面の間、芸能活動を自粛すると報告した。
所属する吉本興業の発表によれば、藤本は同4日の正午、東京・渋谷区交差点を運転中、別の車に接触物損事故を起こしたとのこと。警視庁は現在、道路交通法違反の疑いで捜査しており、藤本は謝罪コメントの中で「この度は事故を起こしてしまい、また、事故直後に適切な対応ができておらず、浅はかな行動をとってしまい、被害者の方に対して大変申し訳ない思いです」としている。
事故後に警察などに申告せず、そのまま立ち去ったとも報じられている藤本は、今後は、被害者への直接の謝罪と弁償を終え次第、「タレント活動に関しては暫く控えさせていただくことにしました」と説明した。
なお、吉本所属タレントでは、NONSTYLE・井上裕介も2016年12月にタクシーへの当て逃げ事故を起こし、大きな騒動となっていた。その際、藤本も後輩の“やらかし”について、怒りを交えながら厳しく糾弾していたのだ。
「井上の当て逃げ事故から3日後、藤本は情報番組『原宿アベニュー』(ABEMA)にコメンテーターとして出演。井上がタクシーと接触したことを認識しながら、事実確認をせずにそのまま帰宅してしまったことに対し、『なんで車から出て謝罪せぇへんねん』と憤りながらコメント。番組キャスターでモデルの大川藍が『共演させてもらったことがあるんですけど、井上さん、優しいんですよ』と井上の人柄について触れると、藤本は『人懐っこくて、ええヤツやねんけどな』と語っていました。そして、その井上はというと、藤本が謝罪文を出した11日に更新したXアカウントで、『免許取り立ての奥さんのために、そしてゴルフ行くために、車を買うぞぉ?!!』と、まさかの“車ネタ”のYouTube動画を紹介して大盛り上がり。早くもコメント欄には『フジモンさんを、いじり返せる』『仲間が現れましたね』などの書き込みがありました」(テレビ誌ライター)
“なぜ車から出て、すぐに謝罪しなかったのか”。番組内で漏らした井上への怒りは、そのまま自身の元へブーメランとなって返ってきてしまった格好だ。
(木村慎吾)