仕事や家事に追われながらの育児では、「本当に子どもに向き合えているのだろうか……」「母としてこれでいいのだろうか……」と不安になることがあるかもしれません。そんなときは、次のような作戦で家事の負担や手間を軽減させ、心に余裕を持って家族での生活を楽しんではいかがでしょうか。
■掃除を減らす
掃除の回数や時間、1度の掃除の負担を軽減させるためには、モノを減らして汚さない工夫をするのがオススメです。とくに、水回りは頑固な汚れがたまりがち。ぶらさげたりひっかけたりする“浮かせる収納”で、水回りにモノを直置きしないようにし、いつでもサッと拭き掃除ができるようにしておきましょう。
■使う食器の数を減らす
疲れている日の食後の片付けは心身にこたえるもの。仕切りのある大きめのお皿を家族の人数分用意してワンプレートに盛り付ければ、洗うお皿の種類や枚数を減らすことができます。また、「洗い物をする気力がない……」という日のために、紙皿を常備しておくのもよいでしょう。洗い物を少なくしたり、しなくていい日をつくったりすることができますよ。
■選ばずに使用できるものを増やす
どれが誰のものなのか、今日は何色にしたいのかを選んだり選ばせたりすることが、ママの負担につながるケースがあります。ですが、コップやお箸を1つの色やデザインに統一すれば、選ぶ必要はありません。家の中で使うもので誰がどれを使ってもOKなものは同じものをそろえるようにすると、選ぶ・選ばせる手間をグンと削減できます。
毎日何気なく行っている家事も、工夫次第で手間や時間を削減できます。その分、ママの休憩時間や家族とのコミュニケーションタイムを増やして、心地よい日々に整えていってくださいね。
(Nao Kiyota)