秋らしい季節になってきました。でも、急に気温が下がってきて体調を崩している人はいませんか?
大きな病気ではないものの、「なんとなく体調がよくない……」ときってありますよね。そんなときは、秋に旬を迎える食材を積極的に取り入れて体調管理してください。
旬の野菜やフルーツには、その季節に身体に必要な成分が豊富に含まれているといわれています。今回は、そんな秋の食材である、さつまいも、さんま、柿の栄養素をチェックしていきましょう。
■さつまいも
さつまいもには腸内環境を整える食物繊維や糖質のエネルギー代謝にかかわっているビタミンB1が豊富に含まれています。これらの栄養素は疲労回復を助けてくれます。また、脂質をエネルギーに変えて疲労を回復したり、皮膚の健康などに寄与したりするビタミンB2も含まれています。
■さんま
さんまにもビタミンB2が含まれています。さらに、EPAやDHAが豊富で、これらは血液をサラサラにすることで心筋梗塞や脳卒中などを防いでくれます。また、ビタミンB12が他の魚に比べて豊富です。これには増血作用があるので、貧血気味の女性にオススメ。貧血予防に欠かせない鉄も多く含まれていますよ。
■柿
ビタミンCの含有量がフルーツの中でもトップクラスなのが柿。ビタミンCはメラニン色素の沈着を防ぐので、肌のためにもぜひ摂取したい栄養素です。また、柿の渋み成分であるタンニンは、ポリフェノールの一種でさまざまな健康効果が期待できます。二日酔いのもとである、アセトアルデヒドやアルコールを吸着して体外に排出することも知られています。
いかがでしたか? これらの食材を美味しく楽しみながら、ぜひ秋の“なんとなく不調”に備えてくださいね。