「スッキリしたキレイな部屋で過ごしたい」と思いませんか? でも、片付けるのが面倒だったりどうしていいのか分からなかったりして「部屋がゴチャゴチャしっぱなし」という女性も多いことでしょう。
そんなとき、いきなり家全体の収納を変えようとしても、収納スペースの見直しやモノの位置の検討などが必要な場合が多く、負担が大きくなりがちです。そのため、ちょっとした隙間時間で少しずつ片付けていきたいものです。とはいえ、「何をすればいいのか分からない……」と思ったら、次のような工夫で少しずつモノを減らして“スッキリ収納”させてはいかがでしょうか。
■収納枠を作る
いろいろなものがゴチャッと置かれている引き出しや棚に、仕切りや箱を設置して「このカテゴリーのものはここに入れる」という枠を1つ作りましょう。当てはまるものを指定の枠にポイポイと入れていき、はみ出たものの収納場所は後から検討して同じように枠を作れば、そのスペースにあったものの置き場所を確定させることができます。慣れるまで意識して「使ったら元の枠に戻す」ようにすることで、モノの定位置が決まっていきますよ。
■複数あるモノの数を減らす
「ハサミが5つあってかさばっているけれど、普段同時に使うのは2つか3つくらい」というように、複数同じものがあってすべてを使ってはいない状況のものを探して数を減らしていきましょう。そうすることで収納スペースがスッキリし、取り出しやすくなったりゴチャつき感を改善しやすくなったりします。1つしかないものを捨てるのには検討が必要な場合が多いので、複数あってすぐに決断できるものから取り組んでいきましょう。
■お気に入りのスペースを本気で整頓してみる
引き出し1ヵ所の整理や複数あるものを少し減らすなどの“ちょっとした変化”では満足感を得られないという場合は、「このスペースだけは徹底的に片付ける」という場所を決め、少し時間をかけて取り組んでみましょう。1ヵ所できると2ヵ所目に取りかかりやすくなり、部屋全体を片付けるモチベーションも高めやすくなりますよ。
隙間時間に1ヵ所だけ取り組むようにし、その積み重ねでさまざまな場所を整えていってもよし。スペースを決めて徹底的に1部分を片付けてもよし。1ヵ所が2ヵ所へ、そして3ヵ所へと進めていくと、軌道に乗って片付けが楽しくなるかもしれません。まずは1ヵ所から初めて、“スッキリしたお部屋作り”への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)