「完全に“駅弁”」「絵的にヤバすぎる」
視聴者から、こんな「悲鳴」があがってしまったのは、バラエティ番組「ジョンソン」(TBS系)でオンエアされた、お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久の“女性芸人の体重を測る”と称した行為について。まるでセクハラではないかと問題視されたのだ。
10月23日にスタートした「ジョンソン」は、この日、第1回放送を記念して「新・芸人大運動会」を開催し、総勢59人の次世代を担う若手芸人が集結。メインを務めるかまいたちの山内健司が率いる白組と、濱家隆一率いる紅組に分かれ、様々な競技で対決していく中、物議を醸したのは「応援パフォーマンス合戦」での一幕だった。
そこで太田は、柔道で鍛えた体幹を生かした“人間体重計”なる特技を披露。これは太田が対象の人物と向き合った状態で両足の大腿部を持ち上げて抱っこし、体重を測るという芸で、はじめにザ・マミィ・林田洋平がターゲットとなった。
太田は正確な測定のためか、林田を抱っこした状態で何度も上下に揺らすアクションを披露。最終的に体重を「72キロ」と予想したが、林田は「78キロ」と微妙な差で終えている。
そして、この人間体重計の次なるエジキとなったのが、ニューヨーク・屋敷裕政が指名した女性コンビ・エルフの「はる」だ。林田が受けた“辱め”を目の当たりにしたことから、はるは「今の見てました?」とイヤがる素振りを見せたが、太田を始め、共演した先輩芸人から「体重測るだけだから」と説得され、渋々引き受けることになった。
「相手が女性でも太田のスタイルには変更ナシ。向かい合って立つはるの内股に手を入れ、大腿部から抱え上げ、林田と同様、複数回にわたって上下動をさせました。この太田とはるの体を密着させた姿勢に完全に“駅弁”スタイルの行為を思わせる、もしくは構図的にアブなすぎる視聴者からの指摘が入ったのだ。さらに、『セクハラじゃん』『若手だし断れないだろうから可哀想。見てて笑えなかった』『太田キモ…。あの場で誰も止めないのが日本らしい』『芸人とはいえ、女性相手にこれはやりすぎ』などの拒否反応も続出。また、女性を指名した屋敷にも非難が出ていますが、屋敷本人は放送後にXから『ジャンポケ太田さんとエルフはるの伝説のコンビ芸が、ほぼノーカットで使われてました!目を疑いました!』と投稿。当事者もまさかオンエアされるとは思ってもいなかったようですが、これにも『自分がはるを指名したくせに…』との声が出ていますね」(テレビ誌ライター)
同番組には、ジャンポケメンバーの斉藤慎二も出演。斉藤はウサギやワニの肉が調理された“ハズレ弁当”を偶然引き当てるなどし、「不倫騒動の禊」を済ませたかのような一幕もあった。が、ジャングルポケットからすると、“一難去ってまた一難”となってしまった格好だ。
(木村慎吾)