ドラマ不況と言われる昨今、シリーズもので安定した視聴率を稼いでいるのがテレビ朝日。10月にスタートした「相棒seoson15」「科捜研の女」はいずれも視聴率は2桁をマーク。米倉涼子主演の「ドクターX~外科医・大門未知子~」にいたっては、20%超えを記録している。
「難しい手術をハラハラドキドキしながら見せたあと、『私、失敗しないので』の決めセリフで締める。まさに『水戸黄門』(TBS系)を思わせるようなマンネリでも、王道を突き進むドラマ作りが人気を集めています。米倉の結婚・離婚問題があり、視聴率を心配する声もありましたが、完全に杞憂でしたね」(テレビ誌記者)
人気シリーズだけに絶対に失敗できない。主演の米倉へのプレッシャーも並大抵ではなかったはずだ。
「米倉といえば、かつては高級焼肉弁当や1万円以上もするメロンをスタッフ全員に大盤振る舞いする豪華な差し入れで知られていましたが、今年は鳴りを潜め、サンドイッチや1個90円の『かりんとまん』など忙しいスタッフの小腹を満たすものを用意。特に『かりんとまん』は有名和菓子店でしか買えないレアものですから、スタッフに大変喜ばれていました」(番組関係者)
差し入れまで「失敗しない」のは、さすがである。