11月26日放送の「情熱大陸」(TBS系)にピン芸人・ゆりやんレトリィバァが登場。R-1グランプリでチャンピオンにもなった彼女に密着した。
冒頭、ゆりやんが自宅でのインタビューで「本当にアメリカに行って売れたい」と来年の渡米予定について語るシーンから始まる同番組。さらに単独ライブの楽屋で開演8分前に餃子5人前と大盛りのチャーハンを平らげるシーンが紹介される。
ゆりやんにとって大きなテーマとなっているのが「怒り」だという。
打ち合わせの場面では「誰に対しても怒りの感情がほとんどなくなってきた」「怒ってないとダメなんですけど、全然怒ってなくて…」と語る彼女の隣で、構成作家が「ゆりやんのネタが生まれるのは怒りからスタートするものが多い」と指摘する。
「怒らなくなった」発言から一転、番組内で怒りを爆発させるシーンが。
「ゆりやんは久しぶりに大阪のソウルフード『肉吸い』(肉の吸い物)が食べたいと言って、老舗店を訪れたものの完売で入れず。仕方なくフードデリバリーアプリで別の店に出前を頼んだところ配送トラブルでキャンセル扱いに。これに彼女は机を叩いて『腹立つ!』『なんやねん!』と激怒していました」(テレビ関係者)
これに“吉本の大先輩”から痛烈な苦言が―。
ゆりやんの「肉吸い激怒」について「何も面白くないし、普通に引くし誰も得しないシーンでしたね」とXにポストしたのは、1990年代後半にケンドーコバヤシと「モストデンジャラスコンビ」として活躍していたことでも知られるムラコス氏だ。
同氏は昨年8月に吉本を退所して芸人を引退。現在はYouTuberとしてお笑い考察チャンネルを運営している。
さらに「演技か素か分からないんすよ。多分演技なんすよ。素に見せかけた演技」と指摘。『天才は気難しい』を気取ったが失敗に終わったパターン」「どこにも収まってないと言うか、すごい気持ち悪いシーン」と立て続けに綴っている。
この苦言をゆりやんはどう受け止めるか。
(塚原真弓)